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2026年8月31日約9分English英検語彙

英検準1級の語彙をどう埋めるか — 単語帳だけで足りない理由

準1級で最初に壁になるのは語彙です。2級からの差分を何か月で埋められるのか、単語帳と多読の役割分担を、必要語数の計算から説明します。

2級に受かった人が準1級で最初にぶつかるのは、文法でも長文でもなく語彙です。そして語彙は、単語帳だけでは埋まりにくい形で問われます。

2級と準1級で何が変わるか

語彙の必要量は目安として、2級が5,000語前後、準1級が7,500〜9,000語程度と言われます。差分は2,500〜4,000語です。これがまず単純な量の壁になります。

ただし本当の違いは量よりです。準1級で出てくる語は、日常会話ではなく報道や論説で使われる抽象度の高い語彙に寄ります。日本語で言えば「使う」ではなく「活用する」「援用する」にあたる層です。

単語帳だけでは足りない理由

準1級の語彙問題は、単語単体ではなく文脈の中で問われます。選択肢に並ぶ4語はどれも「なんとなく合いそう」に見えるように作られていて、訳語だけを覚えていると絞り込めません。

たとえば「認める」に対応する英単語は複数あり、どれが自然かは文脈で決まります。単語帳で「訳語1つ」だけを覚えていると、この判断ができません。

もう1つの問題は定着率です。文脈のない単語は思い出す手がかりが1本しかないので、覚えたつもりでも試験で出てきません。実際に読んだ文の中で覚えた語は、話題・状況・文の形が一緒に記憶されるぶん、手がかりが多くなります。

必要な期間を計算する

感覚ではなく計算で見積もれます。間隔反復(SRS)を使う場合、新しく覚えた1語につき最初の1か月で8〜10回の復習が発生します。

  • 1日10語 → 復習は1日80〜100回、時間にして20〜30分。3,000語なら300日。
  • 1日15語 → 復習は1日120〜150回、40分前後。3,000語なら200日。
  • 1日20語 → 復習だけで1時間近く。数週間で破綻します。

つまり準1級の語彙差分は、現実的には6か月から1年かかります。3か月で仕上げる計画を立てると、ほぼ確実に途中で復習が溜まって止まります。

単語帳と読書の役割分担

両方必要ですが、役割が違います。

  • 単語帳・単語デッキ。 出題範囲を網羅するために使います。読んでいるだけでは出会わない語も含めて、抜けを潰す役割です。
  • 読むこと。 覚えた語を実際に使われている形で見て、定着させる役割です。ここを抜かすと「見たことはあるが選べない」語が増えます。

配分の目安は、単語15分 + 読む15分です。単語だけを30分やるより、この配分のほうが問題を解けるようになります。

何を読むか

準1級の長文は報道・論説系なので、素材もそこに寄せてください。The Guardian、BBC、The Economist の短い記事あたりが素直です。1日1本、10分で読み切れる長さで構いません。

難易度の目安は、1ページで知らない語が3〜5語の範囲です。それ以上だと読解ではなく解読になり、続きません。

ライティングと面接は別枠

語彙が埋まっても、英作文と二次試験は別の対策が必要です。ただし読む量が増えると、書くときに出てくる表現の在庫も増えます。語彙対策が両方の土台になる、という関係です。

英検対策のページにレベル別の単語デッキをまとめています。InputDojo では読んだ記事の中で調べた語がそのまま文脈つきで復習カードになるので、上の「単語15分 + 読む15分」を1つのアプリの中で完結できます。

よくある質問

英検準1級には何語くらい必要ですか?

目安として7,500〜9,000語程度と言われます。2級が5,000語前後なので、差分は2,500〜4,000語です。

準1級の語彙対策にどのくらいかかりますか?

1日10〜15語のペースで6か月から1年が現実的です。1日20語のような計画は、復習量が1日1時間近くになり数週間で破綻します。

単語帳だけで準1級に受かりますか?

語彙問題は文脈の中で問われるため、訳語だけを覚えていると選択肢を絞り込めません。単語帳で範囲を網羅し、読むことで定着させる、という役割分担が必要です。

どんな英文を読めばいいですか?

準1級の長文は報道・論説系なので、BBCやThe Guardianの短い記事が向いています。1ページで知らない語が3〜5語の範囲を目安にしてください。

読み方を読むより、読み始めるほうが早い

InputDojo は記事・YouTube・PDF をそのまま教材に変えます。わからない単語はタップで即座に意味が出て、調べた単語は文脈ごと復習カードになります。

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