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2026年8月31日約8分EnglishTOEIC学習法

TOEIC 800点で詰まる人に足りていないもの

600点までは単語帳で伸びますが、その先で効くのは読む速度です。Part 7の時間切れが語彙不足ではない理由と、自分の読解速度の測り方を説明します。

TOEICが600点台で止まる人と800点を超える人の差は、知っている単語の数ではなく1分間に処理できる英文の量であることがほとんどです。

600点までと、その先で効くものが違う

600点までは語彙が素直に効きます。知らない語が減れば、解ける問題が増えるからです。

ところが700点を超えたあたりから、「単語はわかるのに終わらない」という詰まり方に変わります。ここから先は語彙ではなく速度の問題なので、単語帳を増やしても伸びません。

リーディングは時間との勝負である

リーディングセクションは75分で100問です。内訳はPart 5が30問、Part 6が16問、Part 7が54問。

Part 5とPart 6に20分使うと、Part 7の54問に残るのは55分です。長文を読み、設問を読み、選択肢を比較して、1問あたり約1分。読み返す余裕はありません

つまりPart 7で時間が足りないのは、たいてい語彙不足ではなく、1文ずつ日本語に訳しながら読んでいることが原因です。

自分の読む速度を測る

感覚ではなく数字で確認してください。やり方は簡単です。

  1. 英文記事を1本選び、タイマーを開始します。
  2. 辞書を引かずに、内容がわかる速度で読みます。
  3. 読み終えたら、語数 ÷ 分数 を計算します。

目安はこうです。

  • 100 wpm 未満 — Part 7 は確実に時間切れになります。訳しながら読んでいる状態です。
  • 100〜150 wpm — 700点前後で詰まりやすい帯です。
  • 150 wpm 以上 — Part 7 を解き切れる速度です。

ネイティブの読書速度は200〜250 wpm 程度と言われます。150を目標にすれば十分に戦えます。

速度を上げる方法は1つしかない

速読のテクニックではなく、やさしい英文を大量に読むことです。

難しい英文をゆっくり読む練習は、精読の力はつきますが速度は上がりません。速度を上げるには、止まらずに読める難易度で量をこなす必要があります。1ページで知らない語が2語以下、という水準です。

「簡単すぎるのでは」と感じるくらいがちょうどいい、というのがここでも当てはまります。1日1本、10分の記事を3か月続けると、体感が変わってきます。

Part 5 は文法問題ではない

もう1つ誤解されがちなのがPart 5です。文法問題集を何冊もやっても伸びない人が多いのは、実際には語法とコロケーションを問う問題が相当数あるからです。

「この動詞のあとにこの前置詞が来る」「この名詞はこの形容詞と一緒に使われる」という知識は、文法規則ではなくその組み合わせを何回見たかで決まります。これも読む量が効きます。

リスニングの詰まり方

リスニングで止まる場合、原因は2つに分かれます。スクリプトを読めば意味がわかるなら音の問題、読んでもわからないなら語彙の問題です。原因が違えば対策も違うので、まずどちらかを切り分けてください。

音の問題ならシャドーイングが直接効きます。語彙の問題なら、リスニング教材を増やす前に読む量を増やすほうが早いです。

3か月の設計

  • 毎日15分。 やさしい英文記事を1本、辞書を最小限にして読む。
  • 毎日10分。 調べた語の復習。1日に保存するのは5〜10語まで。
  • 週1回。 読解速度を測って記録する。伸びが見えないと続きません。

TOEIC対策のページにCEFRレベル別の単語デッキをまとめています。InputDojo では記事ごとの難易度と既知語の割合が表示されるので、「止まらずに読める素材」を感覚ではなく数字で選べます。

よくある質問

TOEICのリーディングが最後まで終わりません。どうすればいいですか?

多くの場合は語彙不足ではなく読解速度の問題です。1分あたり何語読めているか測ってください。150 wpm 未満だとPart 7は時間切れになりやすく、対策はやさしい英文を大量に読むことです。

800点に必要な読解速度はどれくらいですか?

目安として150 wpm 以上です。100 wpm 未満だと1文ずつ訳しながら読んでいる状態で、Part 7は確実に間に合いません。

Part 5 は文法問題集をやれば伸びますか?

文法規則ではなく語法やコロケーションを問う問題が相当数あるため、問題集だけでは頭打ちになりやすいです。組み合わせを何回見たかが効くので、読む量が土台になります。

単語帳はもう必要ないということですか?

600点までは素直に効きます。その先で「単語はわかるのに終わらない」状態になったら、語彙より速度に投資したほうが伸びます。

読み方を読むより、読み始めるほうが早い

InputDojo は記事・YouTube・PDF をそのまま教材に変えます。わからない単語はタップで即座に意味が出て、調べた単語は文脈ごと復習カードになります。

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